女30代独身、忘れたいけど備忘録。

沖縄移住に恋愛に、毎日ひっしのぱっちで生きています。

いざ沖縄移住⑨ 移住への執念編

那覇で家探しのスタートです!

と、その前に拓哉くんが最近通っているというミュージックバーに行くことになりました。

たくさんの外国の方…フロアで踊るパリピの皆さん…
私はいよいよ始まろうとする沖縄生活を感じクラブミュージックに合わせて心を踊らせていました。


そこで一人の観光客の男性と知り合い3人で飲むことになります。
私と拓哉くんに挟まれて座る彼。
両側からスレンダーな身体をベタベタ触られます。

→お酒の力って怖いですねー…

さぁ帰ろうかー、となったとき拓哉くんの姿が見当たりません。
仕方がないので彼と2人で店を出て歩きながら話をしました。

彼は最初、私と拓哉くんをカップルだと思い3P(笑)のお誘いを受けていると思ったそう。
ただ、明らかに拓哉くんから自分に掛けられる言葉やセクハラの数々に違ったものを感じ始め、
『拓哉さんってゲイですよね?2人ってどういう関係なんですか?』
…と、ぶつけられます。

ま、そうですよね。

私は、拓哉くんがゲイであること、ゲイバーで知り合ったから最初からそれを知っていること。
そして、全て引っくるめて彼氏彼女にはなれないけど、家族のような関係になりたい…と彼に説明しました。

→完全に酒と美談に酔っていました。
 恥ずかしい…

その時、後ろから大声で怒鳴られました。
『全部聞いたからな!!』
拓哉くんです。

拓哉くんは必死に何かを叫びながら走り去っていきました。


私は現状を理解できず、出てくれない拓哉くんの携帯に何度も電話しました。
数時間後やっと出てくれた電話でも何を言ってるのか分からない程、理性を失って怒鳴り続けていました。

どうやら、自身がゲイであることを私の口から言われた事が、本当に嫌だったそう。
とっくに彼は気付いていたのに…と思いましたが、
ゲイの拓哉くんと私。
どれだけ言葉を交わして時間を共有しても、私には拓哉くんが本当に抱える、そういった部分を理解することはできていませんでした。


拓哉くんの怒る姿を初めて見て、
沖縄移住を取り止めようか…とも考えましたが、
会社を辞める理由である以上、もう皆に言ってしまった以上、それは無理。

『精神的苦痛を受けたから慰謝料を請求する』など言い出している拓哉くんに謝り謝り謝り続け何とか許しを乞い、
一緒に不動産に行き、家が決まります。


会社を辞める理由である以上、
まわりの皆にも言ってしまっている以上、
何があっても沖縄に移住する…私の執念です。

この時に拓哉くんとの関係に見切りをつけて大阪に残っていたら、今頃どうなっていたんだろう…?


ミュージックバーで知り合った彼には、私と拓哉くんのいざこざを見せてしまい、
彼のせっかくの沖縄旅行に申し訳ないことをしたと思っています。



● 拓哉くんに貸したお金
 現在のトータル→300万円 (チャリーン¥)

→ これから2人で住む家は折半になったので、初期費用の半額が加算されました。


【次回への備忘録】

沖縄生活のスタートです!