いざ沖縄移住③ 華の20代(社会人)編
命からがら(?)大学を卒業した私は、
吹奏楽の縁で、これまた芸に身を助けられる形で、
そこそこちゃんとした広告代理店に入社します。
すっかり住み慣れた大阪で、社会人生活のスタートです!
入社から退職までの10年弱、企画営業部1本。
スーツとヒール、A4サイズの資料が入る鞄と、
TPOに応じて使い分ける眼鏡。
残業、飲み会、接待、そしてタクシー帰宅。
至福の時間は、営業途中の昼寝と同僚との雑談。
お客さんに恵まれ(上手く使われ)、
後輩から慕われ(上手く使われ)、
上司から信頼され(上手く使われ)、
絵に描いたような営業職を歩みました。
20代を振り返り、
「なんでもいいから、目の前のひとつの事に必死になる」
これが私のマスターベーションです。
「何をやるか」はさほど重要ではないんですね。
汗かいてひーひー言って苦しんで悩んでもがいて泣いて、
それが私の美学です。
会社では「社畜」、大学のクラブでは「部畜」、
おそらく家庭に入ると「家畜」となることは目に見えます。
部畜・社畜でいることに溺れ、気付けば30歳目前。
20代を振り返ると彼氏という男性がいた時期もあったが、
長続きすることはなく、
社会人になってからは、吹奏楽をやる気持ちにはならず。
増えていくは責任と脂肪ばかり。
嗚呼、華の20代が散ってゆく。
【次回への備忘録】
30歳での出来事を書く。沖縄移住まであと少し!